「ほっ」と。キャンペーン

ホンジュラスはオランチョ県、フティカルパで活動中でし。


by o-honduras

地域の資源

この言い回し、うちの業界では耳慣れた単語かしら。
という訳で今日は保健ボランティアと呼ばれる地域で活躍する人々を紹介します。
a0137054_1418580.jpgボランティアの主な構成メンバーは各集落で薬局を開いている人と、「伝統的産婆」さん。ちなみに手を挙げている人が伝統的産婆さんです。ここでは「パルテラ」と呼ばれています


a0137054_14201885.jpgこの日はAMDAの研修を終えた2名の産婆さんが「diploma(修了証)」を授与。受領書にサインを書くのですが、もちろん文盲の産婆さんも多いわけで、その場合はサインの代わりに拇印(彼女は文盲ではないのに、文盲扱いをうけていました。)diplomaの他に、分娩介助時に着る予防衣や衛星物品、血圧を測れる人は血圧計とステートを受け取ります


今日の保健ボランティア会議の議題は
「保健ボランティアとの連携」でした。
保健所スタッフを地区担当制にし、保健ボランティアからの相談や情報を受ける。
保健ボランティアは担当地域に住む子供を抱えた家族、妊婦のいる家族を把握。未受診妊婦がいる場合は報告をする。
といったシステム。
保健所長に話を聞いてみると
保健所だけではカバーしきれない地域があり、保健ボランティアの力が必要。とか言っていました。

ホンジュラスに来て地域の保健所といえば「診療業務で精いっぱい」のイメージがありましたが
そうでもないようです。
先の保健所長の話を聞いて、先日言ったCesarの事を思い出しました。

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彼女は自分のCesarの裏にCOMEDOR(食堂)と言う家を建てました。
地域を巡回し、5歳未満の低栄養児を見つけ、1年間朝食の面倒を見ます。
調理はそのお母さんたちと一緒に行うそうです。


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食糧はボランティアやNGOからの寄付に頼っています。
彼女このCOMEDORに窓とドアを設置するのが直近の目標と話してくれました。


目の前に来る患者だけでなく、地域に住む人々の健康に目を向けて活動する視点
その視点はこの国の多くの医療従事者が持っていると私は考えています。
何故ならこの地域で活躍する多くの准看護師
その養成過程の中に「社会奉仕活動」が組み込まれているからです。
(詳細な期間は忘れてしまったけど、日本の看護学校より長かったはず。)

この国の健康問題はそう簡単には解決しません。
国が高度な医療や高度な医療知識ばかりに目を向け
看護師養成課程からこのカリキュラムを無くさなければいいなぁと思っています。
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by o-honduras | 2010-02-26 14:14 | ホンジュラス・活動